欠陥住宅トラブル|傾きや欠陥は大丈夫?住まいを徹底チェックしよう!

説明

欠陥住宅

近頃、欠陥住宅に関するトラブルが多発しています。住まいのトラブルを未然に防ぐには、宅地探しの段階から気をつけるべきポイントが、いくつか存在します。

本記事では、欠陥住宅をつかまないため「問題回避と解決の方法」を詳しく説明しましょう。

欠陥住宅をつかまないためのコツ

せっかく高いお金を出して手に入れた住まいが「欠陥住宅だった!」ということのないように、物件探しの段階から注意しましょう。

欠陥住宅をつかまないための5つのコツ

1.住まいのことをある程度勉強しておく

建築や基礎工事、内装など建物に関する基礎知識や契約に関することを自分でも勉強しておきましょう。
専門的なことでなくても構いませんが、次のような内容を理解しておくことをおすすめします。

  • 通気対策があるかどうか(床下・屋根裏・外壁と断熱材の間など)
  • 木材の防腐処理や防蟻処理があるかどうか
  • 壁に筋交いが入っているかどうか

また、インターネットで欠陥住宅の例を調べておくこともいい方法です。

2.建築士にアドバイスをもらう

請負業者とは違う建築士に住まいについてのアドバイスをもらうと安心です。
建築士の団体などが「住まいの無料相談会」などをやっていたら、行ってみましょう。その際には図面や見積書などを持っていくと話がスムーズです。

3.カタログや写真だけで判断せずに現場でチェックすること

現在の住まいから離れた土地に家を建てる場合は何度も見に行くのは大変かも知れませんが、必ず途中経過を自分の目で確認しておきましょう。
基礎工事、骨組み、外壁、内装などそれぞれの段階で手抜き工事がないかチェックすることが大切です。

4.いい業者を選ぶこと

「有名タレントがCMしている」「天然木材を使用」「エコ住宅」などのうたい文句に惑わされないようにしましょう。
これらは「イメージ」に過ぎません。不動産の口コミサイトなどで業者の評判を調べておくと安心です。

5.契約を急がないこと

金利や消費税、子どもの学校の都合などさまざまな事情があるとは思いますが、営業担当者の「今だけですよ!」「これが最後の1棟です」などの売り言葉に乗らないように気をつけましょう。
特に業者が売り急ぐ場合は何か欠陥がある疑いがあります。少しでも早く売りさばきたいと考えているのかも知れません。
そういうときほど慎重に調べましょう。

さらに契約書に印鑑を押す前に、設計書や契約書は何度も読み返して、内容を確認しておきましょう。
特に保証期間や瑕疵(かし)=欠陥に関する内容はよく読んで、不明点をクリアにしておくことが大切です。

住宅ローンで知っておきたい用語⑳: 工事請負契約書

工事請負契約書とは、家を新築したり、リフォーム、増改築などを行うときに依頼主と建築会社との間で交わす書類です。

マンションや建売住宅の場合は建築工事は終了して完成した物件を購入するので、業者が工事を「請け負う」ことはありません。そのため、この場合は「不動産売買契約書」を交わします。

一方、これから家を新築する場合は依頼主が業者に対して建物が完成することを約束してお金を払います。この場合は「工事請負契約書」を交わすことになります。

「工事請負契約書」には「約款(やっかん)」と「設計図面」が添えられます。

●工事請負契約書の内容

工事請負契約書には

・工事内容(工事名、工事場所)

・着工時期と完成時期

・検査の時期

・引き渡しの時期

・請負代金の額と支払い方法

・天災その他の不可抗力による損害の負担

・工事の不履行や延滞の場合の違約金

を記載するように定められています。

●約款の内容

約款には工事に関するトラブルが発生した場合の補償内容などの解決策が記載されています。

・工期が変更になった場合の代金の変更や損害の負担方法

・天災など不可抗力による工期の変更や損害に関する負担額とその計算方法

・瑕疵(かし)担保……建物に欠陥があった場合に請負者が負い賠償責任や契約に関する内容

・紛争になった場合の解決方法

もし欠陥住宅をつかまされた場合に重要になる内容なので、事前によく確認しておきましょう。

宅地探しの段階で気をつけるべきポイント

最近は住まいの欠陥だけでなく土地に関しての問題も増えてきました。

  • 新たに開発された住宅地に裏山の土砂が流れてきた
  • 豪雨で近くの川が氾濫して床上浸水の被害を受けた
  • 地震のときに周囲の家は大丈夫だったのに、一部の土地だけ崩壊した
  • 近くに工業団地があり空気が悪い

などさまざまな問題が発生しています。

住まいの土地探しは駅からのアクセスや学校、病院といった公共施設なども大きな要素ですが、地盤や地形の問題、公害の問題など安全面でも検討することが大切です。

メモ:欠陥住宅に住むと、健康被害も起こる

欠陥住宅はさまざまな面で人に影響を与えますが、特に変更面での影響は要注意です。

《欠陥住宅でよくみられる健康被害》

傾きによるめまい……新築住宅の傾斜角度は3/1000だと言われています。これは角度でいうと約0.2度です。
この程度なら傾きをほとんど感じませんが、約0.6度になると「傾いている」と感じます。
なんとなくバランス感覚が崩れてきてめまいや頭痛、吐き気を感じる人もいます。
さらに傾斜の角度が2度を超えるとほとんどの人がめまい、吐き気、頭痛、食欲不振などを訴えます。

シックハウス症候群……シックハウス症候群は「ホルムアルデヒト」「トルエン」「クロルピリホス」「キシレン」などの化学物質を吸収することで頭痛や吐き気をもよおす病気です。
特にホルムアルデヒトは内装の壁紙や断熱材、床のフローリングなどに含まれています。
最近はシックハウス症候群対策としてこれらを使用しない物件が増えていますが、中古住宅や中古マンションの場合は注意しましょう。

欠陥工事をさせない、何度も工事内容をチェックする必要あり

家

住宅は大手メーカーだから安心というわけではありません。
大手メーカーは地元の下請け業者に工事を発注しています。どんなに評判がいいメーカーでも人の手で作るものなので欠陥や手抜き工事は起こってしまいます。

特に人手不足などの理由でメーカーが下請けに工期を急がせている場合は要注意です。

欠陥工事や手抜き工事を防ぐために、何度も現場に足を運んで写真や動画に撮っておきましょう。これらの記録は後で何かあった場合の証拠になります。
また、ひんぱんに施主がやってくると下請け業者も慎重にならざるを得ません。

現場を見に行ったときは気さくに声をかけて話しやすい雰囲気を作ることも大切です。頭から手抜き工事を疑うのではなく、飲み物などを差し入れて「お疲れさま」と話しかけてみましょう。その上で気になることを質問すると、気軽に教えてくれます。

  • ここに水がたまっているけれど大丈夫ですか?
  • この木材は何に使うのですか?
  • これが筋交いですか?

など、建築の素人だからと遠慮しないで素朴な質問を投げかけてみましょう。
事前に予備知識があるとなおOKです。

このような行動が欠陥住宅の防止や早期発見につながります。

欠陥住宅と分かった場合のトラブルシューティング

お辞儀

入居後に欠陥住宅とわかったら、ショックですがすぐに業者に連絡をしましょう。
工事請負契約書の補償条件を確認して、悪い箇所を直してもらいます。
保証期間が設けられているので、その期間内に伝えることが大切です。

ただし、中には修繕に応じてくれない業者がいます。最悪の場合は訴訟問題に発展します。精神的にも時間的にも労力的にも大変ですので、そうならないためにも業者や宅地選びは念入りに行いましょう。

まとめ|手抜き工事をさせない態度を持って、欠陥住宅を未然に防ごう!

欠陥住宅や手抜き工事はあってはならないことですが、人手不足で工期に追われている、人件費や資材の高騰など費用の問題などで業者側もギリギリの中で仕事をしているという事情があります。
その結果、手抜き工事になってしまうことが起こり得ます。
これを防ぐには「注文したら後は完成を待つだけ」と業者任せにしないで施主が厳しい目で工程をチェックする姿勢が大切です。

「この施主さんはいつも見に来て細かくチェックしているから手抜きができない」「写真に撮っているからいい加減なことはできない」
と思わせるようにしましょう。

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