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住宅ローンの実施|融資の実施以降の流れについて

提案

住宅ローンの本審査が通れば、いよいよ融資の実施です。そして、融資が実施されたと同時に残金の支払い、購入の翌年には、住宅ローン減税を受けるため「確定申告」が待っています。

本記事では、融資実施後に必要な手続きと、ローン利用の流れについて説明します。

ローンが融資された後、必要な手続き

住宅ローンの融資実施後の流れは次のようになります。

  1. 融資の実施
  2. 残金の支払い
  3. 諸費用の精算
  4. 引き渡し

相談

融資が実施されると、融資額が自分の預金口座に振り込まれます。それで残金を支払います。
通常は手元に現金を引き出すのではなく、口座から売り主の口座にそのまま振り込まれます。また、諸費用の精算が済んでいない場合は支払いを完了させます。
残金など各種支払いを終えると同時に、物件の登記を行います。それによってようやく物件が自分のものになります。

引き渡しの前に必ず登記を

物件の引き渡しが済めば入居が可能ですが、その前に登記を済ませておきましょう。
登記とは土地・建物の所有者を登記記録に記載して一般公開することです。
誰かの所有していた土地や建物を購入した場合は「所有権移転の登記」を、住宅を建築した場合は「所有権保存の登記」を行います。また、住宅ローンを利用する場合は「抵当権の設定」も行います。
登記申請は司法書士にしてもらいましょう。

住宅ローンで知っておきたい用語㉘: 登記権利者

登記権利者とは不動産の売買や相続などで不動産の名義を取得する人のことをいいます。

土地や建物の売買契約では買い主が「登記権利者」になります。一方、土地や建物を手放した人(登記名義を失う人)のことを「登記義務者」といいます。

以前は登記権利者と登記義務者が法務局に出向いて登記を行いましたが、平成17年以降は郵送での申請が可能です。

初めての確定申告について

住宅ローンを利用してマイホームを購入したら、「住宅ローン減税」が受けられます。
これは年末の住宅ローン残高の1%が所得税から控除されるというものです。しかも控除は10年間続くので、最高でも10年間で400万円も控除されるケースがあります。
控除を受けるには、入居した翌年の3月15日までに確定申告を行う必要があります。
(サラリーマンの場合は確定申告は1年目だけで、2年目以降は年末調整で手続きできます。)

確定申告の方法については次のページでくわしくご説明していますので、そちらをご覧ください。

メモ:融資実施日を調整しよう

住宅ローンの金利は融資が実施された日の金利が適用されます。

住宅ローンを選んだ日や住宅ローンを申し込んだ日の金利が低いからと安心していても、融資実施日に金利が上がっているとその金利で借りることになります。

そのため、融資実施日は金利の動向に注意して選ぶようにしましょう。また、当然のことながら融資の実施は金融機関の営業日になります。

融資が実施されるとすぐに残金の支払いを行います。不動産会社が提携している金融機関の場合は残金決済日に融資が実施されるように調整してくれますが、自分で金融機関を選んだ場合は不動産会社に決済日を聞いて、それに合わせてくれるように金融機関に聞いてみましょう。

残金の精算・支払いについて

登記の手続きが終わり、抵当権が設定されていることを確認できたら融資が実施されます。

残金の支払いは引き渡しと同じ日に行われます。金融機関では担当の司法書士から登記が完了した旨の連絡を受けて確認でき次第、融資の実行を行います。

借り入れた額が口座に振り込まれたら、すぐに不動産会社の口座に残金の振り込みをします。諸費用もこのときに精算します。

通帳

残金のほかに税金、登記に関する費用などがあります。これらを現金で用意できない場合は「諸費用ローン」を利用する方法があります。
事前に諸費用がどれくらいになるのか、また諸費用ローンが利用できるかどうかも調べておきましょう。

融資実行の時期は、金融機関によって大幅に異なる

金融機関によっては審査は早くても、融資の実施までに時間がかかるところがあります。しかも、その期間をあまり大々的に公表していないところが多いので注意が必要です。
「審査は最短7日」などとうたっていても、融資の実施までに日数がかかる場合があるので必ず確認しておきましょう。

喜び

審査結果が出てから住宅ローンの契約、融資の実施と進みますが、遅いところは1ヶ月半~2ヶ月近くかかるところがあります。

すでに完成しているマンションや中古物件、建売住宅を購入する場合はすぐにでも入居が可能なため、なるべく早くに融資が実施されるところを選ぶことが大切です。

まとめ|ローンの利用スケジュールは、早めに計画しよう!

融資の実施は引き渡しと同じ日に行われます。
その前に登記が完了していることが大切です。登記の申請は司法書士がやってくれます。登記完了の確認が済み次第、融資が行われてその日のうちに残金を支払います。

また、諸費用の精算も行います。このように、一度に多くのことをやらなければなりません。融資の実施は金融期間の営業日=平日なので、仕事を休むなど段取りをすることも忘れないようにしてください。

さらに住宅ローンの金利は融資実施日の金利が適用されます。金利が低いときに融資実施を合わせるのは難しいですが、金利の動きはチェックしておきましょう。

住宅ローンの申し込みから融資実施まではかなりの日数がかかります。
マンション購入や建売住宅購入の場合は、融資実施日までの日数が早いところを選ぶことも大切です。

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