ソニー銀行住宅ローンってどう?
- ソニー銀行住宅ローンのポイント!
- ネット銀行ならではの低金利が魅力!
- 翌月の変動金利レートが分かるので、金利の設定や切り替えがしやすい
- 借入の10%以上預金があれば、ローン金利が優遇される
- 手数料が安い=43,200円(税込)
- 何度でも金利が変更できるので便利!
ソニー銀行|三井住友銀行とソニーホールディングスが共同設立
2001年に設立されたソニー銀行(通称:ソニーバンク)は、ソニーホールディングスの傘下にある「ネット銀行」です。
ソニー銀行の設立に関わったのは親会社の「ソニー」だけでなく、三井住友銀行も出資を行っています。
顧客満足度の高い「ソニー銀行 住宅ローン」
ソニー銀行の特徴は「顧客の満足度が高い」点です。
日経金融機関ランキングの調査によると、2007から2014年まで「8年連続 顧客満足度No.1のローン」に選ばれており、アフターサービス部門でも「3年連続 顧客満足度No.1のローン」に輝いています(2011年〜2014年)。
ソニー銀行「住宅ローン」の特徴
ソニー銀行「住宅ローンの特徴」は、金利設定がしやすい点です。ここでは、ソニー銀行住宅ローンの「金利」に焦点をあててみましょう。
金利は二種類|変動セレクト住宅ローンと住宅ローン金利プラン
ソニー銀行の金利は二種類あり、自由に金利方式が選択できます。
ソニー銀行住宅ローンの金利は二種類
- 変動セレクト住宅ローン金利プラン
- 住宅ローン金利プラン
【変動セレクト住宅ローン】
変動金利の下げ幅が大きな「低金利ローン」です。基本は変動金利ですが、途中で固定金利に切り替えることが可能です。取り扱いの手数料は、借入金額の2.16%(消費税込)です。
【住宅ローンプラン】
借入時の手数料が安く、初期費用をおさえたい方におすすめのローンです。変動金利と固定金利の二種類から自由に選択できます。取り扱いの手数料は、一律43,200円(消費税込)と決まっています。
二種類の金利を比較してみよう
ここで、2015年12月の金利を例に、①の変動セレクト住宅ローンと、②の住宅ローン金利プランの違いを比較してみましょう。
金利の種別 | 変動セレクト住宅ローン金利プラン | 住宅ローン金利プラン |
---|---|---|
変動金利 | 0.589% | 0.889% |
固定3年 | 0.826% | 0.726% |
固定10年 | 1.117% | 1.017% |
ソニー銀行では、自己資金があれば金利の優遇が受けられます。住まいの新規購入で、借入額の10%分(ソニー銀行に)預貯金があれば、更に0.05%金利が引き下げられます。
また、年0.726%の固定金利を利用するなら(0.05%の金利引き下げで)年0.676%の金利が適用されます。頭金を貯める場合は、ソニー銀行で預金を増やしましょう。借入額が3,000万円なら、300万円の貯蓄で金利の優遇(0.05%)が受けられお得です。
預金10%以上で金利は「0.90%〜最大1.35%」まで引き下げられる
次に、①の変動セレクト住宅ローンと、②の住宅ローン金利プランの「預金額と引き下げ幅」の違いを見ておきましょう。
金利の種別 | 自己資金10%以下 | 自己資金10%以上 |
---|---|---|
変動セレクト住宅ローン | 固定金利:- 0.9% 変動金利:- 1.3% |
固定金利:- 0.95% 変動金利:- 1.35% |
住宅ローン金利プラン | – 1.00% | – 1.05% |
上記の通り、変動金利の下げ幅は自己資金10%以上で−1.35%、自己資金10%以下でも−1.3%の金利引き下げが適用されます。固定金利に関しては、若干引き下げ幅が低いため注意が必要です。
金利で失敗しないためには「変動金利」を上手く見極めて、ローンに組み込むと良いでしょう。
ソニー銀行「住宅ローン」のメリットは、変動金利の使いやすさ!
変動金利は「先の流れが読めない」というリスクが伴います。しかし、ソニー銀行の場合は安心です。なぜなら、ソニー銀行は半月前に「来月分の金利」を発表するからです。
通常、どの銀行も月初に「当月の金利」を発表します。しかし、ソニー銀行の場合は(半月前に)次月の金利が分かるので安心です。また、ソニー銀行では「固定と変動金利は何度でも変更可能」としています。
これなら、金利変動のリスクを無くして、低い利息でローンが組めます。「変動金利は先が読めないので不安…」という方は、ソニー銀行で変動金利を利用してみましょう。
このほか、ソニー銀行での預金額が「借入額の10%以上」あれば、通常の0.05%低い「金利の優遇」が受けられます。
ソニー銀行「住宅ローン」のデメリット
ソニー銀行住宅ローンのデメリットは、長期固定ローンになると「金利が高くなる」点です。ここで、ソニー銀行住宅ローン「住宅ローンプラン」の金利(変動幅)について見ておきましょう。
金利の種別 | 住宅ローン金利プラン |
---|---|
変動金利 | 0.889% |
固定2年 | 0.726% |
固定3年 | 0.730% |
固定5年 | 0.794% |
固定7年 | 0.896% |
固定10年 | 1.051% |
固定15年 | 1.485% |
固定20年 | 1.705% |
固定35年 | 1.865% |
(2015年12月のデータ)
金利レートが最も良いのは「固定2年」です。反対に金利が最も高いのは、固定35年のレートです。このように長期間固定金利でローンを組むと、フラット35の金利(2015年12月で1.550%)よりも高い金利が適用されます。
ソニー銀行住宅ローンを利用する場合は、翌月の変動金利をチェックして、上手に「変動金利」で返済していくのが「ベストな方法」です。
変動金利をチェックするのが面倒な場合は、全期間固定でもOK!
ソニー銀行住宅ローンは、変動金利が使いやすいのが特徴ですが「長期間金利が上がらない」と予測するなら、全期間固定金利で借入をしても構いません。
ソニー銀行「住宅ローン」金利・貸し付け条件など(詳細)
ここでは、ソニー銀行「住宅ローン」の貸し付け条件を見ておきましょう。ソニー銀行「変動セレクト住宅ローンプラン」については、本記事内のデータか、ソニー銀行の公式サイトで詳細を確認してください。
名称 | ソニー銀行「住宅ローン」 |
---|---|
使途 | 本人が住むマンション・一戸建て物件の購入費用、増改築の資金(新築/中古) |
借入期間 | 1年〜最長35年まで(1カ月単位で設定可能) |
返済日 | 約定返済日に振替返済を行う |
金利の方式 | 固定金利/変動金利 |
申込条件 | 満20〜65歳未満で、完済時の年齢は80歳までの方。前年度の年収が400万円以上あること |
連帯保証人 | 原則として必要なし |
担保 | 対象物件に対して、ソニー銀行が第一順位の抵当権を設定 |
保証料 | なし |
団体信用生命保険 | ソニー銀行指定の保険に加入(保険料は銀行が負担) |
利用可能なサービス | ・ おまかせ入金サービス ・ 3大疾病保障特約(任意) ・ 金利の変更(何度でもOK) |
事務手数料 | 借入時に43,200円(税込)と印紙代・登記費用が別途必要。 |