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【物件が決まったら】住宅ローンに申し込んでみよう!

契約

女性

売買契約を結ぶ時には「住宅ローン」を平行して申し込む必要があります。例えばマンションを購入する場合、入居説明会が実施される頃にはローン契約を済ませ、融資の実行を待つのが、タイミングとして最も良いでしょう。

本記事では、住宅ローンを申し込むのに「ふさわしいタイミング」について、説明します。

住宅ローンを申し込む最適なタイミング

書類

マイホームの入手のスケジュールは物件選びや契約と同時進行で住宅ローン選びや申し込みを進める必要があります。

ちなみに住宅ローンの金利は毎月見直しがされていて、申し込み時の金利ではなく融資が実行される日の金利が適用されます。
金利が低いからと安心していると、いざ申し込みや融資を受ける時期に金利が上昇していることがあるので注意が必要です。

さらに住宅ローンで借り入れたお金は物件の引き渡しと引き換えに支払います。そのため、融資が遅いと引き渡しが遅くなります。
遅すぎず、早すぎずというタイミングを見ながら進めていきましょう。

住宅ローンで知っておきたい用語㉔: 金利引き下げ

住宅ローンの金利は各金融機関ごとに設定されています。
インターネットや店頭で表示されている金利で申し込まなければいないと思い込んでいる人が多いのですが、交渉次第では金利を引き下げることが可能です。

コツは他の金融機関の低い金利をいくつか提示して
「A銀行の金利ははこんなに低いが、こちらではもっと下げられないのか?
無理ならA銀行で検討する」
と強気に出ることです。
「今後、給料が下がって返済できないかも知れない」
といった弱気な態度は見せないことが大切です。

また給与振込に利用している銀行に相談するのもひとつの手です。
給与振込を利用している人には金利を優遇していることがあるので、聞いてみましょう。

住宅ローンの借り換えでは金利の引き下げ交渉をすることがありますが、新規の借入でも交渉は可能です。やってみてください。

融資実施までの時間・日数について|金融機関によって異なる

住宅ローンには「事前審査」と「本審査」があります。
特に本審査は時間がかかることが多く、早くても10日、遅い場合は1ヶ月~1ヶ月半ほどかかることがあります。

物件が完成しているのに住宅ローンの審査がなかなか通らずに融資の実行が遅くなると、それだけ引き渡し日が遅くなります。

イライラ

建売住宅や完成済みのマンションなど物件の引き渡しが早い場合は、審査が早い住宅ローンを選ぶといいでしょう。

ただし、審査や融資の実行の早さばかりに目を奪われていると、金利のチェックがおろそかになってしまいます。
金利もしっかりチェックしつつ、審査や融資が早いかどうかを確認することが大切です。

メモ:審査が早い住宅ローンは、最短一週間

住宅ローンは銀行、信用金庫、JAなど多くの金融機関で取り扱っていますが、その中でも審査が早い金融機関をご紹介します。

金融機関 仮審査 本審査
ソニー銀行 2日~6日 7~10日
楽天銀行 2日~10日 3~7日
じぶん銀行 申し込みから約10日
イオン銀行 3~7日 約2週間

このようにネット銀行は審査結果が早く出るのが特徴です。

ただし、本審査の結果が出てから融資の実行までは2週間~1ヶ月近くかかることがあります。
早めに進めておきましょう。

ローン申込までに、するべきこと|ローンの絞り込み

メニュー

ローンを申し込む前に、どの金融機関で、どの金利タイプで申し込むかを絞り込む必要があります。

もうすでに物件が完成している建売住宅や分譲マンション、中古物件の場合は、融資の実行と同時に引き渡しが可能です。
特に金利が低い時期は、金利が上昇する前に申し込んで融資が受けられるようにするのが得策です。

もちろん物件は申込証拠金や手付金を納めることで確保はできますが、あまり遅くならないように審査が早くて、かつ金利が低いローンを絞り込んでいきましょう。

ローン申込の前に、気をつけたいポイント|事前審査

事前審査はどの金融機関でもほぼ同じ内容を審査されます。
「この人に融資しても大丈夫かどうか」をあらかじめ確認するためのものです。

事前審査の項目は次の通りです。

本人に関すること

  • 年齢
  • 勤務先
  • 税込み年収
  • 勤続年数
  • 勤務形態(正社員か派遣・契約社員かどうか)
  • 他社での借入の有無(車のローンや教育資金ローン、カードローンなど)とその額
  • 返済負担率(年収と借入額(毎月の返済額)から計算できます)

借入に関すること

  • 借入希望額
  • 返済期間

審査基準は金融機関によって異なる!

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勤務先が大企業ではないから審査に通らないとか、派遣社員だからダメだということはありません。
ただ、審査基準は金融機関によって異なります。その基準は公開されていないので不安はあるかと思いますが、正直に伝えることが大切です。

事前審査の前に準備しておくもの

事前審査は店頭で行うだけでなく、ネットでの入力も可能です。
正しく入力するために、次の書類を準備しておきましょう。

  • 源泉徴収票
  • 会社のパンフレットやホームページ(正しい会社名、所在地、設立年月、資本金、従業員数などを見るため)
  • 入社年月がわかるもの
  • 購入する物件の見積書
  • 購入する物件の所在地、土地の面積、床面積などがわかるもの
  • 完成予定時期

これらの書類は本審査のときにも必要になります。事前審査を受けるときに集めて、保管しておきましょう。

まとめ|住宅ローンの申込は、タイミングが重要!

住宅ローンは事前審査→本審査→融資の実行という流れになり、申し込みから融資の実行までに1ヶ月~2ヶ月近くかかります。

物件の購入時期や引き渡し時期をよく考えて、早くに引き渡しが可能なら審査が早い住宅ローンを選ぶようにしましょう。

また、住宅ローンの金利は申し込み時ではなく融資の実行時の金利が適用されます。金利の動きにも気をつけながら、タイミングを見て手続きを進めることが大切です。

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