マンションと一戸建の違い。どちらを買うのが「お得」なの?
マンションと一戸建て、どちらを買うのが「お得」なのでしょうか? ここでは、マンションと一戸建てのメリット・デメリットを比較したいと思います。
物件を迷われている方は(マンションと一戸建て)それぞれの特徴を知って、購入のヒントにしてください。
この記事でわかること
マンションの良さは、 売りやすさと引っ越しのしやすさ
一戸建てに比べると、マンションは売りやすく、買いやすいのが特徴です。物件の価格が(比較的)安いというのもポイントですが、マンションの場合は買い手が付きやすいので安心です。
特に、駅に近い物件や都心に近いマンションは、単身者からファミリー層まで、さまざまな方が入居を希望しています。
対して、地方都市のマンションやアパートの場合は、空きが出やすいので、売るときにも苦労します…。地方都市でマンションの買い手が付きやすいのは、都市部や首都圏へのアクセスが良い場所、大学や工業地が近くにある場所、駅に近い物件です。
マンションは、近所づきあいがラク「町内会の無い物件も多い」
場所にもよりますが、マンションによっては自治会や町内会の無い物件があります。一戸建てに住むと「近所づきあいが面倒」という単身者の方は多いです。
また、家族と同居されている方でも「町内会の行事が面倒」という方が、時々いらっしゃいます。この場合、マンションに住むことで、面倒な人付き合いから解放されるかもしれません。
マンションは住む人で、建物の個性が変わってくる…
大型マンションの場合は子どもが多く、自治会や町内会が機能しているケースが大半を占めます。また、学校に近い物件は子どものいる家庭が多く、人によっては「子どもの声が気になる」可能性があります。
物件の静かさを重視するのなら、周辺環境をチェックしてから申し込んでください。同じようなマンションでも、住む人によって建物の個性は異なります。
マンションには、リゾート感覚で住める物件も多い!
最近のマンションには、さまざまな施設が利用できます。住民だけが使える専用の庭、家庭菜園、スポーツジム、カフェ、プール、温泉、多目的ホール、図書館など、リゾートホテルのようなマンションも存在しています。
特に都心の高層マンションでは、住民専用の展望ラウンジや宿泊施設など、高級感のある施設が利用できます。
また、シニア世代専用のマンションも年々増えてきています。高齢化の進む中、こうした「リゾート型マンション」は大きな注目を集めています。
資産価値を落としたく無い方は、付加価値のある物件を手に入れましょう。
一戸建ての良さは「建て方」の選択肢が広いこと!
一戸建ては、物件の選択肢が広がります。一戸建てにも分譲物件、条件付き物件など、さまざまな形の住まいがあります。中には、土地を買ってから「注文住宅」を建てる方がいます。
注文住宅はコストが掛かりますが、好きな場所に、好きなデザインのマイホームが建てられるのが一番の魅力です。
もちろん間取りも自由で、内装の設備も豊富なプランから選択できます。一方、コストを抑えて「快適な住まいを建てたい」という方には、条件付きの物件や分譲住宅がおすすめです。
条件付きの物件とは、土地に成約があるのでは無く、建てるハウスメーカーが決まった土地を指します。
分譲住宅は、建物があらかじめ決まっているのが特徴です。ただ、建物のプランは建築前に決められるものが多く、好みに合わせて壁紙や外壁、キッチンや風呂場など「水回りの設備」を選択できる物件もあります。
コストを抑えてマイホームが欲しい方は、ハウスメーカーの注文住宅を購入しましょう。
リフォームで家のメンテナンスをしよう!
一戸建ての良さは、増改築やリフォームが自由にできる点です。賃貸の場合は、一戸建てのように自由なリフォームができません。
リフォームは家の見た目だけで無く、長く住み続けるために必要な工事です。メンテナンス費用は、いつでも出せるようにコツコツ貯金をしておきましょう。
また、リフォームの予算が足りない場合は「リフォームローン」を利用しましょう。金融機関のほか、自治体でもリフォームの助成金や融資を行っています。
中古マンションも格安リフォームで、生まれ変わる!
リフォームができるのは、一戸建てだけではありません。中古物件でも、新築のようにリフォーム(リノベーション)をすることが可能です。マンションの場合も、中古を買ってリノベーションで資産価値を高めましょう。