住宅ローンの成功は「物件選び」から|良い業者を探そう
住宅ローンの成功は、物件選びから始まります。また、良い物件を手に入れるには、良い業者に出会うことが重要です。
ここでは、良い業者選びのコツについて説明しましょう。良い業者を見分けることができれば、自然と「良い物件」に巡り会うことができます。
この記事でわかること
業者選びは、見た目だけじゃダメ!
ホームページやカタログ、折り込み広告がきっかけで施工業者を頼む人は多いです。ホームページを見ていると「センスがあるなあ…」と思わず感心する業者、メーカーはたくさんあります。
ただ、良い業者を探すには「センスや見た目」だけではいけません…。どんなに美しい仕上がりの写真でも、写真の撮り方や画像の加工によって(実際の物件とは)印象が異なるからです。
住んでいる人は満足しているか? 口コミや現地見学会に参加しよう!
写真と物件のギャップを無くすには、実際の物件に足を運ぶことです。展示場があれば、休みの日を利用して見学に訪れてみてください。また、小さな業者の場合は、実際に住んでいる人の家を開放し「オープンハウス」を開催しています。
オープンハウスでは、家の仕上がりだけでなく、住んでいる人の声を聞くことも(一部のメーカーでは)可能です。
このほか、インターネット上で各業者の口コミを探すことができます。もちろん、匿名で書かれた意見は100%信頼できませんが、業者選びの参考にチェックしてくみてださい。
良い業者は、整理整頓が上手!
建築中の現場に足を運ぶと「良い業者かどうか」簡単に調べることができます。まず、良い施工業者は整理整頓が上手です。現場がきれいに掃除、整頓されていれば「丁寧な施工」をしているはずです。
反対に、あまり良くない業者は整理整頓が下手です。現場の清掃が行き届いていない、現場の雰囲気が良くないなど…。現場を訪れると「見えてくること」が沢山あります。
カタログの見た目は良くても、施工の中身がきちんとしていないのは大問題です。特に最近は、欠陥工事や欠陥住宅の問題が社会問題化しています。住んでから失敗しないよう、業者選びは慎重に行ってください。
レスポンスの良さだけじゃダメ・誠実な業者を見つけよう
レスポンスが早い、笑顔を絶やさない業者でも、誠実な仕事をするかどうかは別問題です。実際に「買う前は愛想が良かったのに、購入後のアフターケアが不十分だった」という、残念な業者はたくさんいます。
せっかく大きな買い物をするのに、買った後は無視という業者は問題です。実際、ノルマを達成すれば「後はどうでもいい」という悪徳業者は(少数ですが)存在します…。
また、新築だけで無く、中古物件のリフォーム・リノベーション業者の中にも、アフターケアが不十分なところがあります。
契約をする前に「どのようなアフターサービスが付いているのか」チェックしたり「家屋に不具合が見つかった場合、どのような対応をしてもらえるのか」事前に確認をしてから、注文(申込)をしてください。
値段の提示方法は信頼できる? 値引きに騙されないことが重要!
私たちは、値引きやプレゼントに弱いのですが、住まいは大きな買い物です。業者の値引き交渉には、十分注意をしてください。
特に、年明けから3月にかけては「ノルマを達成しよう」と業者の側も必死です。これは、一軒でも成約数が多ければ、会社の決算で「より多い利益」が申告できるからです…。
値引き交渉できるのは良いですが「安いから」と即決するのではなく、取引は慎重に行ってください。安さが理由で、アフターサービスやケアの内容が確認できないようでは、後々大きな問題を抱えることになります。
業者と施工・お金のことで揉めた場合は?
自分たちだけで問題が解決できない場合は、国民生活センターへの相談をおすすめします。
こうした窓口は、土日だけでなく電話でも相談に応じています。料金に関する問題や欠陥住宅に関するトラブルは、最寄りの「国民生活センター」に相談してみましょう。