住宅ローンの返済|定年後にローンを残さないポイント

家族

住宅ローンは、できるだけ定年を迎えるまでに完済してしまいましょう。(近頃は)長期固定金利の住宅ローンが人気ですが、70歳を超えてまで「返済し続ける」のは、収入の面でも不安が残ります…。

本記事では、定年までにローンを残さないポイントについて解説します。

定年までに、住宅ローンを完済するコツ

現在の日本では定年退職は60歳が一般的ですが、希望すれば65歳まで継続雇用が可能です。ただし、給料は大幅に減少してしまいます。
一方で公的年金の受給は65歳から(年齢によっては60歳からの受給が可能)です。

定年後の収入減を考えると、住宅ローンの返済は定年退職までに完済するのが理想です。

退職

定年までに住宅ローンを返済するには、所得内で返済できる範囲の借り入れをすることが大切です。
退職金をアテにしていても、会社の業績が悪化して予想通りに出ない可能性があります。また、退職金は老後の生活資金として取っておきたいもの。

定年退職時までに無理のない範囲で繰り上げ返済をするなど、計画的に返済していきましょう。

住宅ローンで知っておきたい用語No.64: 不動産鑑定評価 

家や土地を購入する場合に、その価格が適正なものかどうかということは重要なポイントです。
相続や贈与の場合も不動産の評価額によって税金が変わってくるだけに、正しい評価をする必要があります。
この「不動産の価値を判定して評価額を決めること」を「不動産鑑定評価」といいます。
不動産鑑定評価は「不動産鑑定士」(不動産鑑定士補も含む)だけに認められている業務です。
不動産鑑定士になるには国家資格に合格し、国土交通大臣の登録を受ける必要があります。

不動産の鑑定評価は
① 土地の種別(宅地、農地、林地など)や地域の種別(宅地地域、農地地域など)で対象の不動産を確定します。
実際に農地として使っていなくても、その土地の用途的地域の種別が農地であれば農地として評価されます。
② その土地に借地権などの権利がないかの確認をします
③ 一般的要因(自然的な要因や経済的要因など)、地域要因、個別的要因などの要因を調べます。

個別的要因とは
・建物の場合…築年数、耐震性、構造、面積、機能性
・土地の場合…地盤、接道状況、土壌汚染の有無、交通施設までの距離

などで、これらを総合的に判断して評価を行います。

定年後までにローンを残さないメリット

老後

ローンの返済があるといつまでも肩に荷物が乗っているような重い気分になるものです。
特に住宅ローンは長期間にわたって返済するものだけに、少しでも早く完済して身も心も軽くしましょう。

住宅ローンがなければ年金や貯金をやりくりして快適な生活が楽しめます。
そのためにも借り入れ額と借り入れ期間は定年を視野に入れて考えることが大切です。

メモ: 団体信用生命保険の保障内容

多くの金融機関では住宅ローンの借り入れには「団体信用生命保険」(団信)の加入を条件にしています。
最近では団信の保険料を無料にしているところが増えています。
「タダで保険に入れるなんてラッキー!」と思うかも知れませんが、団信は一般の生命保険とは保障内容がちょっと異なります。

一般の生命保険は
・死亡時…死亡保険金
・入院時…入院給付金
などが支払われますが、団信は死亡保険金も入院給付金も支給されません。

団信は住宅ローンの契約者が返済途中で死亡した場合に、残された遺族に対して住宅ローンの返済を免除するというものです。

一般の生命保険のように死亡時に1000万円などのお金が受け取れるものではありませんが、遺族は家を手放すことなく、しかもその後の住宅ローンの返済の心配もないというのが団信です。
(死亡だけでなく高度障害状態になった場合も同様の保障が受けられます)

なお、最近は死亡以外で次のような特約がついた団信もあります。

特約 対象となる疾病 保障内容
ガン保障特約 ガンと診断された場合 ローンの残高が0になる
入院一時金が出る
三大疾病保障特約 ガン、脳卒中、急性心筋梗塞と診断された場合 ローンの残高が0になる
八大疾病保障特約 ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎で所定の状態になったとき ローンの残高が0になる
入院一時金が出る

当然のことですが、ローン借り入れ時に上記の病気にかかっている場合は加入できません。
また、ガンは初めてガンと診断されたときが対象なので、過去にガンにり患していたら完治していても対象外になります。

これらの特約は別途保険料が必要です。すでに生命保険や医療保険に加入している場合は本当に必要かどうかをよく検討しましょう。

ローンを上手に返した後の楽しみ

通帳

日本人の平均寿命は男性が80.79歳、女性は87.05歳(2016年)となっています。
60歳で定年を迎えた後の人生だけでも20年~27年もあるということです。

定年時に住宅ローンの返済を終えていれば、「海外旅行」「農村暮らし」「移住」など残りの人生を楽しく過ごすことができます。

参考記事:シニアにお勧め「夢の田舎暮らし」住宅ローンを使って、快適な移住を叶える!

定年までのローン計画は、早めに立てるのが吉!

老後

定年後に住宅ローンを残さないためには、教育ローンや自動車ローンなども含めて各ローンの返済計画を早めに立てるのがオススメです。

子どもの進学時期などを考えて、ライフプランを立ててみましょう。

最初は大きな山のように思えた住宅ローンもこまめに金利をチェックしたり、まとまったお金が入ったときに繰り上げ返済をしたりと少しでも返していけば意外と早くに完済できます。

まとめ|定年後に楽しく暮らすため、ローンは早めに完済しよう

定年後の人生は平均20年~30年と長く続きます。
しかし、収入は大きく減少するため、住宅ローンは定年退職までに完済するように計画を立てましょう。

退職金はできれば老後の生活資金に取っておきたいものです。早めの繰り上げ返済などを心がけましょう。

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