「10年、20年後も大丈夫?」住宅ローンの返済シミュレーション

電卓

2016年2月16日から、私たちの生活にも「マイナス金利」が影響を及ぼしています。10年、20年後には、どのように返済できているのでしょうか。また、住宅ローンの流れは、今後どのように変わっていくのでしょうか?

ここでは、マイナス金利と、これからの「住宅ローン返済シミュレーション」について説明しましょう。

2016年2月16日にマイナス金利がスタート! 住宅ローンにも大きな影響が

マイナス金利導入が発表された2016年1月と、翌月2月の前半までは「約0.05%〜0.2%」の住宅ローン金利引き下げが、段階的に実施されました。

特に、引き下げ幅が大きかったのは長期固定金利です。ここでは「平均0.2%」の引き下げが見られました。これに対して、短期金利は約0.05%と(長期固定金利に比べて)わずかな引き下げ率に留まっています。

その後、2016年2月16日には「マイナス金利」が導入され、金利引き下げも金融機関全体へと広がりを見せています。

株価

ただし、住宅ローンの金利の引き下げが(具体的に)実感できるのは、2016年3月1日以降と言われています。

これは、固定金利型住宅ローンは「毎月1日」に切り替わるためです。2月16日の切り替え(ローン金利引き下げ)が影響を見せるのは、翌月の2016年3月1日頃になるでしょう(本記事は、2016年2月中旬に作成)。

金利が0.2%下がったら、全体の返済総額は「200万円以上」得をする!

マイナス金利によって、長期固定金利は「0.2%」引き下げられました。数字だけではわずかに見えますが、長期的にシミュレーションすると「大きな金額」と
なって還ってきます。

例えば「5,000万円のローン」を長期固定で組んだ場合をシミュレーションしてみてください。1.6%の金利が1.4%に下がるだけでも、35年で「総額200万円以上」返済額が少なくなる計算です…!

200万円分得をすれば、引っ越し代や家具の購入費用に充当できます。もちろん、繰り上げ返済に利用すれば、より早くローンが完済できるでしょう。

金利が0.5%以上引き下げられると「300万円〜500万円以上」得をする

喜び

2016年3月1日以降に、0.5%以上の引き下げが実施されると「300万円〜500万円」ものお金が還ってくる計算です。このように「金利の違い」は、10年後、20年後の返済総額に大きな影響を与えます。

住宅ローンを上手に活用するため「新しい利息」で、借入(借り換え)シミュレーションをしてみましょう。

「融資の実施日」に合わせて、金利が即反映される

フラット35や銀行ローンを利用される方は「融資実施日」に気をつけて、申込をしましょう。

金利が適用されるのは、融資の申込日ではなく、融資が実施されたタイミングです。このため、2月1日に申込をしても、3月1日に融資が実施されれば「3月1日時点の金利」が、そのまま適用されるのです。

相談

今後は「長期固定で申し込むのが得」とされていますが、まずは、金利の適用がいつからなのか、事前に確認してから申し込むようにしましょう。また、審査が混み合うことが予想されます。

ローン実施が遅れないよう、できるだけ「時間に余裕を持って」早めに手続きを済ませましょう。

ワンポイントメモ 2016年、春以降も住宅ローン金利は「低いまま」

日本の市場は、一時的に株価が上がることはあっても、経済的な不安は残されたままです。このため、2016年の春を過ぎても「金利が大幅に上がる」ことは無く、住宅ローン金利についても「低金利が継続する」と予想されています。

マイホームの購入を検討中の方は、2016年の間に住宅ローンを申込ましょう。また、住宅ローンを利用中の方は、借り換えについて検討してみましょう。

どんなに金利が低くても、借換をする場合は、一定の手数料が発生します。「手数料を差し引きして」どのくらい得をするのか、返済シミュレーションを立て直してみてください。

以前の金利と新しい金利で、2つの返済シミュレーションを立ててみよう!

返済シミュレーションを立てる上で、便利なのが「フラット35」提供の「借り換えシミュレーションツール」です。

ここでは、フラット35をベースにしていますが、金利の%(パーセンテージ)やローン区分を変更すれば、他の銀行や金融機関ローン、財形融資型住宅ローンの「返済シミュレーション」としても役立ちます。

特に、複数のローンを比較・検討する場合には「借り換えシミュレーションツール」の利用が便利です。過去のローンと、マイナス金利後のローンを比較する際にも、以下のツールを活用してみてください。

「フラット35」提供「借り換えシミュレーションツール」

20〜30年後の経済状況は、予測不能…それでも、2016年の金利水準は得!?

5年、10年先はもちろん、1年先でも、どのようなことが起こるか分かりません。まして20年後、30年後の経済状況は、誰にも予測できないでしょう…。しかし、長期固定金利で契約するのなら「2016年は、大きなチャンスの年」と言えます。

なぜなら「歴史的低金利」と言われる今、固定金利で契約をしておけば、最終支払いまで「低い金利が」適用されるからです。

書類

借り換えに慎重な方も、まずは2016年の春頃「金利がどのくらいまで下がっているのか」確認しましょう。手数料を差し引いても「借り換えした方が得」なら、積極的にローンの借換を進めてみてください。

わずかな金利引き下げでも、100万円単位で返済総額が変わってきます。のんびりと構えず、これからのローン利用を見直してみましょう。

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