不動産契約に向けて|物件情報を収集しよう!
いざ「マイホームが買いたい!」と思っても、欲しい家が見つからなければ、購入の話は進みません…。
本記事では、効率良く「物件情報を集める方法」のほか、物件探しのポイント、問い合わせの流れについて説明します。家探しでお困りの方は、ぜひ情報収集の参考にしてみてください。
この記事でわかること
効率良く、物件情報を集める方法
物件探しは多くの情報を集めるところから始まります。
情報収集には以下のような方法があります。
- 不動産会社の広告やチラシ
- 住宅情報誌
- 不動産会社のホームページ
- ハウスメーカーのホームページ
- 住宅展示場
- 建築会社のホームページなど
区分 | 特徴 |
---|---|
・ ハウスメーカー |
・モデルハウスや現地見学会、住宅展示場などで実際の住まいを見学できる。 ・注文住宅、建売住宅が中心だが中古住宅の取り扱いもある。 |
・ 不動産会社 | ・新築、中古物件ともに幅広く取り扱っている。 |
・ 広告・チラシ | ・間取りや築年数などの数字や図をもとに判断する。 |
・ 住宅情報誌 |
・情報量が多い ・地域別に探すことができる |
・ ネットの不動産情報サイト | ・Web上での検索だが情報量が多く、間取りや部屋の中の様子、周辺の地図なども詳しく見ることができる |
希望する物件が新築なのか、中古なのか、新築の場合は土地も一緒に探して注文建築にするのか建売住宅を探すのか……などの条件によって情報収集の方法が異なります。
普段から不動産会社の広告やハウスメーカーのホームページなどを見て、物件情報の見方や物件価格の相場を知っておくことが大切です。
住宅ローンで知っておきたい用語⑫: 不動産検索サイト
物件を探すなら「不動産検索サイト」がオススメです。いくつかご紹介しましょう。
●SUUMO(スーモ)……全国エリアに対応し、新築マンション・中古マンション・新築一戸建て・中古一戸建てから注文建築まで幅広い情報を網羅しています。
●atHome(アットホーム)……こちらもマンション(新築・中古)、戸建て住宅(新築・中古)を幅広く紹介しています。
●不動産ジャパン……多くの不動産会社が加盟している4つの不動産流通団体から提供される情報を掲載しています。不動産取得に関するお役立ち情報も充実しているのがおすすめポイントです。
★不動産検索アプリも活用しよう
不動産検情報はスマホからも簡単に検索できます。例えば上記のSUUMO(スーも)が提供している「SUUMOアプリ」ならスマートフォンに必要な情報や条件を入力するだけですぐに不動産情報が入手できます。
良い不動産業者・ハウスメーカーの探し方
不動産業者の対応は実にさまざまです。住まいは高い買い物だけに信頼できる業者を選びたいですね。
いい業者の選び方をまとめました。
メールや電話での言葉使い
社会人としてのマナーを教育されているかどうかが判断できます。
接客態度
言葉使いと同様にマナー教育ができているかどうかがわかります。
店内の様子
雑然としていないか、ノルマ達成のグラフなどがないかどうかをさりげなく見てみましょう。ノルマが厳しいところは強引に物件をすすめてくることがあるので要注意です。
情報量
物件の情報だけでなく、周辺地域の情報を把握しているかどうかを見てみましょう。「駅から近い」「買い物には便利だが病院が遠い」などをきちんと説明してくれる業者は誠実だと判断できます。
不動産に関する知識が豊富
不動産取得にはさまざまな法律や金融、税金などの専門的な知識が必要になります。不動産関連の知識が豊富かどうかを見てみましょう。
口コミサイト
自分だけの感覚ではなく、ほかの人がどう感じているかも重要なチェックポイントです。誰に対しても親切で誠実に対応しているかなど口コミサイトでの評価は参考になります。
これらを総合的に判断して、あとは希望する物件があるかどうかで業者を決定しましょう。
周辺環境は、住み心地を決める!
住まい探しは価格だけでなく、立地や周辺環境も重要な要素になります。家族構成や勤務先、学校などとの距離などもよく検討しましょう。
子育て中の場合
- 保育園や学校、公園などが近くにあるかどうか
- 病院が近くにあるかどうか
- 中学・高校など子どもの成長に合った進学先が通学圏内にあるかどうか
- 通勤・通学の交通の便がいいかどうか
- 通勤の場合は最終電車や最終バスの時間を調べる
高齢の家族を持つ場合
- 買い物や病院が徒歩圏内にあるかどうか
- 坂道がないかどうか
- 高齢者が集まる場所があるかどうか
などを確認しましょう。
また治安や風紀が乱れていないかどうかの確認も重要です。これらの情報は不動産会社の説明だけでなく、実際に現地を歩いて確認しておきましょう。
物件探しのポイント「価格・場所・周辺環境」を要チェック!
物件探しではつい価格ばかりに目が向きがちですが、上記のように周辺環境をよく調べることが大切です。
周辺情報は昼と夜の両方をチェック!
実際に現地に行く場合は、昼間だけでなく夜間も行ってみましょう。
昼間のチェックポイント
- 日当たりがいいかどうか
- 公園や道路に草が生い茂っていないかどうか
- 駅や学校まで実際に歩いてみる……急な坂道ではないかどうかや実際の経路での時間を測ってみることが大切です。
- ごみ出しのルールが守られているかどうか……ごみ集積所にごみが散乱している場合はマナーが守れるトラブルを起こす人が住んでいる可能性があります。
- マンションの場合は上下階の音が気にならないかどうか
- マンションの場合は子どもが多いかどうか
などを見てみましょう。
夜間のチェックポイント
- 駅から自宅までの経路に暗がりがないかどうか
- 街頭があるかどうか
- 酔っ払いや深夜に遊んでいる若者がいないかどうか
- 風紀が悪くないかどうか
などを確認します。
物件探しで気をつけたいのは、ご近所トラブル…?
一方、意外と見落としがちなのが、ご近所の人間関係です。実際に住んでみないとわからない部分が多いのですが、物件を決める前にどんな人が住んでいるのかさりげなくチェックしてみましょう。
ご近所のチェックポイント
- ごみ屋敷など問題になりそうな家がないかどうか確認する
- 不動産会社の人に聞いてみる
- 近くの小売り店などで土地の評判を聞いてみる
などの方法で探ってみましょう。知り合いが近くに住んでいる場合は、評判を聞いてみるのもいい方法です。
まとめ|住まい探しは、土地・建物だけでなく、周辺環境も要チェック!
住まい探しは不動産会社やハウスメーカーなどのホームページやチラシ・広告などで情報を集めます。
その場合は
- エリア
- 価格
- 間取り
- 立地条件
- 築年数
- 周辺環境
などを総合的に判断して決めましょう。
特に見落としがちなのが「周辺環境」です。住んでから後悔しないように昼の様子と夜の様子もよく調べて、トータルで「合格点」が出る物件を決めることが大切です。