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3分で分かる初心者のための「住宅ローン」講座(今活用すべき制度)

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ここでは、3分で分かる「初心者のための住宅ローン」講座を開講します。本レッスンの内容は次の通りです。

  1. 今「住宅ローン」を急いで利用すべき理由(所要時間3分)
  2. 2015年以降、住まいの購入が優遇されたってホント?(所要時間2分)
  3. 「住宅エコポイント制度」は、いつまで交換できるの?(所要時間3分)

各項目、約2〜3分で読めるよう、サクッと説明したいと思います。まずは、みなさんが「興味のある項目」から目を通してみてください。

今「住宅ローン」を急いで利用すべき理由(所要時間3分)

住宅

「今すぐ住宅ローンを借りるよう」さまざまな場所で、おすすめされているのには理由があります。それは、2017年の4月に消費税が10%にまで引き上げられるからです。

前回、2014年の4月に消費税が5%から8%に引き上げられましたが、消費税による家計の負担は、より一層大きくなりました。次回は「2%のアップ」が予定されていますが、価格の大きな「住宅購入」は、増税で大きく変化します。

例えば、3,000万円のマイホームを購入するとしましょう。この場合、8%の消費税なら「3,240万円」になります。

しかし、消費税が10%になると、私たちが支払う金額は「3,300万円」になるのです…。60万円もあれば、引っ越しの費用や家電の買い換えにも充当できます。また、新居のガーデニングや、住宅購入の「諸経費」に役立てることができるでしょう。

適用の「リミット」は、2016年9月31日まで!

ただし、マイホーム購入のリミットは2017年の4月「引き渡し」がリミットではありません。2016年の9月末までに契約を済ませておけば「経過措置」として、引き上げ前の税率が適用されます。

通常は、引き渡し時の税率が適用されるのですが、税率の引き上げ時には(こうした)経過措置が導入されるのです。みなさんも、忘れずに「税金引き上げまでのチャンス」を活用してください。

2015年以降、住まいの購入が優遇されたってホント?(所要時間2分)

2015年には、マイホーム購入の優遇制度がパワーアップしています。住宅資金を贈与する際「1,000万円まで非課税」になっています(⇒ 住宅取得資金贈与の非課税制度)。

この制度は、2016年1月に「700万円まで非課税」引き下げられてしまうので、贈与を受ける際には早めの手続きをおすすめします。

贈与を受ける際「非課税になる」条件

  • 贈与を受けた時の年収が2,000万円以下であること
  • 登記簿の土地面積は、50㎡〜240㎡以下であること
  • 贈与を受けた者は、満20歳以上であること(未成年は不可)

また、2014年からは「すまい給付金」が受けられるようになりました。すまい給付金は、消費税8%のマイホームを購入する際、最高30万円の給付が受けられる制度です。

このほかにも、10年以上のローンを利用すれば「住宅ローン減税制度」が適用されます。所得税の一部が控除になるので、各制度を120%フル活用してみてください。

「住宅エコポイント制度」は、いつまで交換できるの?(所要時間3分)

2014年の12月27日(契約分)に「省エネ住宅ポイント」が復活したのですが、残念ながら2015年の10月21日で、申請が終了してしまいました。

ただ、申請をした方は忘れず「ポイント交換」を行ってください。ポイントの交換は、2016年1月15日(必着)分まで受付を行っています。

省エネ住宅エコポイントって、どんな制度だったの?

省エネ住宅ポイントとは、対象となる省エネ住宅の新築・リフォーム・完成済み住宅の取得に対して、最大30万ポイント(1P=1円)が付与される制度でした。

30万ポイントだけで無く、耐震リフォームに関しては最大45万ポイントが加算されるので、よりお得に「住宅補助」がもらえたのです…。

付与されたポイントは、商品券やプリペイドカードのほか、地域振興券と交換でき、家具や家電の買い換えに利用できました。また、追加工事の費用に充てることもできるなど活用範囲も広く、非常に便利な制度でした。

省エネ住宅ポイントの復活、今後はどうなる?

エコポイントは前回好評だったことから、2年ぶりに復活をしていました。今後も多くの需要があれば、制度の復活は期待できるでしょう。

今回、ポイント申請の手続きは「一旦終了」となりましたが、新しい制度が無いかどうか、新築・リフォームともに(利用できる制度を)メーカーや業者に相談してみてください。

せっかく住まいを手に入れるのであれば、よりお得な制度を活用すべきです。また、マイホームを購入・リフォームする際には、より「エコな住まい」をプランニングし、補助金を生かした購入を目指しましょう。

参考:国土交通省「省エネ住宅ポイント」
http://shoenejutaku-points.jp/

いかがでしたか? 「今知っておきたい・住宅ローンの情報」をざっと説明しました。ぜひ、今後の借入や借換の参考にしてみてください。

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