都心 vs 田舎|家族で「住みやすい」のはどっち?

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便利な都心で暮らすのか、のびのびと開放的な田舎で暮らすのか? 家族のライフスタイルに合わせて、これから住む「新天地」を決めましょう。

本記事では、都心と田舎「それぞれの良い点」をピックアップして、住みやすい場所探しのコツについて説明します。

家族が都心で暮らすことのメリット

都心での暮らしには多くのメリットがあります。特に次の5つは大きなポイントだと言えるでしょう。

  1. 交通が便利
  2. 教育機関の充実
  3. 買い物に便利
  4. 医療機関の充実
  5. 文化やスポーツなど趣味や娯楽の施設が豊富

それぞれをくわしく見てみましょう。

① 交通が便利

都心ではJR、私鉄、地下鉄、バスなど多くの交通網が発達しています。運行本数が多く、移動手段が多いのが特徴です。地方では1時間に1本や30分に1本しかないところもありますが、数分の待ち時間で次の電車が来るのは大きなメリットになります。
このように交通インフラが充実しているので、自家用車を持たなくてもいいという点もメリットに挙げられます。自動車の購入費用や維持費を浮かせることができます。

② 教育機関の充実

幼稚園や幼児教室から小・中・高校~大学に至るまで国公立や私立の教育機関が多く、選択肢が多いのが都心のメリットです。
地方では通学できる範囲に限られた数の教育機関しかなく、仕方なくそこに通うということになりますが、都心ではさまざまな角度から希望する教育機関を選ぶことができます。
また、地方に住んでいると都心の大学に入学した場合に仕送りなどが必要ですが、都心に住んでいれば自宅からの通学が可能なところも便利です。

③ 買い物に便利

大手スーパーや百貨店、専門店など都心にはさまざまな店舗があるため、買い物に便利です。一方で昔からの商店街が残っているところもあり、ショッピングの楽しみが広がります。

④ 医療機関の充実

個人の開業医だけでなく大学病院や総合病院の数が多く、専門科の受診が可能です。
特に東京都は先進医療を実施している医療機関が多いため、高度な治療を受けることができます。

⑤ 趣味や娯楽施設が豊富

美術館や博物館、芸術鑑賞の場が多く、カルチャースクールやスポーツ教室なども盛んです。また内外のアーティストのコンサートを楽しむにも都心はその機会が多く、文化や娯楽に触れる機会が多いのが都心のメリットです。

住宅ローンで知っておきたい用語No.67: インフラ

地震や台風の際に「インフラの復旧を急ぐ」などという言葉を耳にします。
インフラとは「インフラストラクチャ (infrastructure )」の略で「基盤」のことを意味します。

一般には
・水道
・電気
・ガス
・道路
・交通網

など生活に必要な基盤のことを指します。

家族で田舎に引っ越すことのメリット

一方で田舎には次のように多くの良さがあります。

  1. 土地や建物が安い
  2. 物価が安い
  3. 自然が豊富
  4. ストレスが少ない

① 土地や建物が安い

何と言っても地価が安いのが大きなメリットでしょう。
同じ費用を出すにしても都心で家を持つよりもはるかに広い土地が入手できます。
大手住宅メーカーの住宅は建物自体の価格に差はないかも知れませんが、地価が安い分広い間取りの家が建てられます。
また、注文住宅や中古住宅、マンションなども都心よりも安くて広い物件が手に入ります。

② 物価が安い

田舎では地元で採れた野菜をそのまま売っていることが多く、驚くほど安く手に入ることがあります。また、全体的に物価が安いため、暮らしやすいのが大きなメリットです。
最近は都心でしか手に入らないというものもネット通販で購入が可能なので、買い物に関しての不便さは少ないのではないでしょうか。
むしろ都市のような誘惑が少ないため、無駄使いを減らせるというメリットもあります。

③ 自然が豊富

山や川、野原、田んぼなどの自然が豊かなので、健康的な暮らしができます。
自然のある暮らしは子育てにもメリットになります。

④ ストレスが少ない

自然が豊富で空気がきれいなため、都心よりもストレスが少ないと言えます。
ただ、交通網に関しては不便なので、通勤や通学でストレスを感じる人もいます。

メモ: 田舎の物価と都会の物価は、これだけ違う

総務省統計局が調査した都道府県別の1世帯あたりの消費支出額を比べてみると、上位5県と下位5県は次のようになっています。

順位 都道府県 消費支出額 地域差
上位5県 1位 神奈川県 346,746円 108.3
2位 茨城県 343,984円 107.5
3位 東京都 343,464円 107.3
4位 栃木県 342,814円 107.1
5位 富山県 342,588円 107.0
下位5県 43位 大分県 285,583円 89.2
44位 宮崎県 276,805円 86.5
45位 鹿児島県 274,425円 85.7
46位 青森県 267,679円 83.6
47位 沖縄県 234,707円 73.3

(地域差は全国平均の320,063円を100として計算)

消費支出額がもっとも高い神奈川県ともっとも少ない沖縄県では112,039円もの開きがあります。

また、住宅地の価格を比較してみると、次のようになりました。

順位 都道府県 1㎡当たりの住宅地の標準価格
上位5県 1位 東京都 317,000円
2位 神奈川県 171,800円
3位 大阪府 145,600円
4位 埼玉県 104,800円
5位 京都府 102,000円
下位5県 43位 佐賀県 20,200円
44位 山形県 19,300円
45位 北海道 18,100円
46位 青森県 17,100円
47位 秋田県 14,700円

住宅地の価格はそれぞれの都道府県の平均値なので、実際にはもっと高いところもあれば低いところもありますがトップの東京都と最下位の秋田県では30倍以上の差があることがわかります。

土地代だけを見ても、都心で家を持つには多額の費用がかかると言えます。

ライフスタイルに合わせて、住む場所を決める

公園

住む場所を決める際には世帯主の通勤の利便性だけでなく、子どもの教育や医療機関、物価、生活のしやすさなどを考慮して選ぶことが大切です。

特に自分の土地を持っていない場合は土地探しや住む地域選びから始まりますが、どこに住むかは「家族会議」を開いて何度も話し合って決めるようにしましょう。

例えば「田舎暮らしがしたい」と移住しても、中学や高校生の子どもがいる場合はすぐに進学という問題に直面します。せっかく地方に住んだのに子どもが都心の学校に進学して仕送りの負担が増えたということになるので注意しましょう。

商店街

また、田舎では自動車が必要不可欠という地域が多いものです。高齢になったときに運転ができずに不便を感じるケースがあります。
住まい探しは長い目で見て最適なところを選ぶことが大切です。

まとめ|家族の皆が満足できる場所・住まいを見つけよう

住まい探しは都心、田舎それぞれにメリットとデメリットがあります。家族の通勤や通学、生活スタイルなどをよく考えて希望に合ったところを選ぶようにしましょう。

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